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MRワクチンの費用と助成制度-市川市で受けられる方・申請の流れ

[2026.04.23]


1.妊娠を希望する方・妊婦さんのご家族

 市川市では、風疹の抗体が低い方を対象に、MRワクチンの接種費用の一部を助成しています。全国一律ではなく、市川市独自の制度です。

助成の対象者
風疹抗体検査で抗体価が低いと確認された方のうち…
  • 妊娠を希望する女性
  • 妊娠を希望する女性のパートナー・同居のご家族
  • 妊婦さんのパートナー・同居のご家族
助成額:MRワクチン 5,000円
接種までの流れ
1
風疹抗体検査を受ける(無料)

まず抗体検査を受け、抗体価が低いかどうか確認します。当院で受けられます。
妊娠を希望する女性・そのパートナー・同居のご家族などに該当する方は、千葉県風しん抗体検査委託事業の対象となり、検査費用・診察料ともに無料です。
来院時に受付で当院にございます「風しん抗体検査申込票」にご記入いただきます。本人確認書類(健康保険証・運転免許証・マイナンバーカードなどいずれか1点)と、母子手帳をお持ちの方はご持参ください。
検査結果は5日間程度かかります。

2
接種対象かどうか確認する

検査で抗体価が低いと判定された方のうち、上記の対象者に助成が適用されます。
※ 検査の結果、ワクチン接種が不要と判断された場合、結果説明の診察料はかかりません。

3
MRワクチンを接種する(9,500円+診察料)

下記の持ち物を持参のうえ接種を受けます。MRワクチンは生ワクチンのため、接種後2か月間は妊娠を避けてください。
接種時の費用(ワクチン代+診察料)は、いったん全額自己負担となります。

4
市川市へ助成金を申請する(接種後・1年以内)

接種後、市川市の申請フォームのリンクから申請すると5,000円が口座に振り込まれます(償還払い)。なお、このURLは事業終了後にリンク切れとなることがあります。
申請には「領収書および明細書」と「風しん抗体検査の結果通知書」が必要です。

接種当日に必要なもの
1
風疹抗体検査の結果(検査結果証明)
事前に抗体検査を受け、抗体価が低いことを確認した結果票が必要です。
2
本人確認書類
健康保険証・運転免許証・マイナンバーカードなどいずれか1点。

2.昭和37年〜54年生まれの男性の方

 この世代の男性は、過去に公的な定期接種の機会がなく、抗体保有率が特に低い傾向があります。風疹流行の中心となってきた世代であり、妊婦への感染リスクを防ぐためにも、抗体の確認をおすすめします。

対象:昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日生まれの男性
接種の要否を判断する抗体価の基準(EIA法)

 この世代は、一般成人よりも厳しい基準が適用されます。

EIA価 6.0未満
接種が必要免疫なし。ワクチン接種をおすすめします。
EIA価 6.0〜8.0未満
接種を検討免疫が不十分。市川市の任意接種助成(上限:10,004円)を利用できる場合があります。
EIA価 8.0以上
接種不要十分な免疫を保有していると考えられます。

※ 一般成人の推奨基準(EIA価 8.0未満で接種推奨)より厳しい「6.0未満」が第5期定期接種の基準です。

風疹第5期クーポン事業について(終了・延長情報)

 全国的な「風疹第5期」クーポン事業は、2025年3月31日で終了しています。

 ただし、2025年3月31日までに抗体検査を受けてEIA価6.0未満と判定されたものの、ワクチンの偏在などにより接種できなかった方は、2027年3月31日まで接種期間が延長されています。

 EIA価が6.0〜8.0未満だった方は第5期定期接種の対象外ですが、市川市の任意接種助成(上限:10,004円)を利用できる場合があります。交付金の申請方法は、市川市の風疹第5期事業のページをご覧ください。なお、このURLは事業終了後にリンク切れとなることがあります。

 

【参考文献】

市川市公式ウェブサイト「大人の風疹予防接種一部公費助成について」

千葉県「千葉県風しん抗体検査」

・厚生労働省「風疹の追加的対策について」

・日本環境感染学会「医療関係者のためのワクチンガイドライン(第3版)」

 

 

【監修医】

本田 謙次郎(Kenjiro Honda)

市川駅前本田内科クリニック院長/医学博士
東東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
総合内科専門医・腎臓専門医・透析専門医・厚生労働省認可 臨床研修指導医

 

略歴

2005 年 東京大学医学部卒、東京大学医学部附属病院・日赤医療センターで初期研修

2007 年 湘南鎌倉総合病院 腎臓内科

2009 年 東京大学大学院医学系研究科(内科学専攻)入学

2013 年 東京大学大学院医学系研究科(内科学専攻)卒業

2014 年 東京大学医学部附属病院 腎臓・内分泌内科 助教

2020 年 市川駅前本田内科クリニック開院・院長就任

その他 宮内庁非常勤侍医、企業産業医等(日本銀行・明治安田生命・日鉄住金建材 ほか)歴任

 

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このページは、臨床試験や公的資料に基づく内容を患者さんに伝わりやすい表現に置き換えて説明しています。わかりやすさを優先して一部の表現を簡潔にしている箇所がありますが、内容が元文献の趣旨から外れないよう配慮しています。より厳密な記載や詳細な数値については、上記の参考文献および公的資料もあわせてご参照ください。

 

 

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