MRワクチンの効果と抗体価の見方ー麻疹・風疹の予防率・世代別免疫・EIA判定基準
1.MRワクチンの効果
MRワクチンは、麻疹と風疹に対して高い予防効果が確認されています。
2回接種した場合、免疫は数十年以上持続するとされています。ただし個人差があり、接種から年数が経過すると抗体価が低下することがあります。接種歴が1回のみの方や、長期間経過した方は抗体検査での確認をお勧めします。
2.抗体価の判定基準
当クリニックではEIA法(IgG)で風疹抗体価を測定しています。接種が推奨されるかどうかは、対象者の状況によって異なります。
3.世代別の免疫状況
過去の接種制度の変化により、世代によって免疫の状況が異なります。
EIA価 6.0未満:免疫なし → 接種が必要
EIA価 6.0〜8.0未満:免疫が不十分 → 接種を検討(助成が使える場合あり)
EIA価 8.0以上:十分な免疫あり → 接種不要
詳しくは助成制度のページをご覧ください。
4.当クリニックでの費用・検査の流れ
※ 費用は予告なく変更となる場合があります。
接種歴や妊娠の希望など、現在の状況をお聞きします。
少量の血液を採取します。通常数分で終わります。
結果をもとに、接種が必要かどうかをご説明します。
抗体価が低いと判定された場合、MRワクチンを接種します。市川市の助成が使える場合もあります。
【参考文献】
・厚生労働省「予防接種が推奨される風疹抗体価について(EIA法)」(平成26年2月)
・国立感染症研究所「風疹に関する情報」
【監修医】

本田 謙次郎(Kenjiro Honda)
東東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
総合内科専門医・腎臓専門医・透析専門医・厚生労働省認可 臨床研修指導医
略歴
2005 年 東京大学医学部卒、東京大学医学部附属病院・日赤医療センターで初期研修
2007 年 湘南鎌倉総合病院 腎臓内科
2009 年 東京大学大学院医学系研究科(内科学専攻)入学
2013 年 東京大学大学院医学系研究科(内科学専攻)卒業
2014 年 東京大学医学部附属病院 腎臓・内分泌内科 助教
2020 年 市川駅前本田内科クリニック開院・院長就任
その他 宮内庁非常勤侍医、企業産業医等(日本銀行・明治安田生命・日鉄住金建材 ほか)歴任
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