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脂質異常症の症状

 脂質異常症は、一般には症状が出ることはありません。このため、多くの場合は健康診断や人間ドック、医療機関で血液検査をした際に、脂質異常症に気づくことになります。裏を返せば、血液検査で脂質をみる機会がないと、数年以上も脂質異常症があるのに気づかないということもあります。

 今よりも健診や人間ドック、医療機関受診が一般的ではなかった時代には、脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な病気になった時に初めて脂質異常症に気づくということも少なからずありました。症状がないからといって放置すると、気づかないうちに動脈硬化が進行しているかもしれないので、侮らず十分に注意しましょう。

 

【監修医】

本田 謙次郎(Kenjiro Honda)

市川駅前本田内科クリニック院長/医学博士
東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
総合内科専門医・腎臓専門医・透析専門医・厚生労働省認可 臨床研修指導医

 

略歴

2005 年 東京大学医学部卒、東京大学医学部附属病院・日赤医療センターで初期研修

2007 年 湘南鎌倉総合病院 腎臓内科

2009 年 東京大学大学院医学系研究科(内科学専攻)入学

2013 年 東京大学大学院医学系研究科(内科学専攻)卒業

2014 年 東京大学医学部附属病院 腎臓・内分泌内科 助教

2020 年 市川駅前本田内科クリニック開院・院長就任

その他 宮内庁非常勤侍医、企業産業医等(日本銀行・明治安田生命・日鉄住金建材 ほか)歴任

 

最新の医学知識をわかりやすく発信し、地域の“かかりつけ医”として健康を支えます。
本記事は一般情報です。診断・治療は必ず医師の診察をお受けください。

 

 

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