帯状疱疹ワクチンの費用助成の申請方法
2024年4月1日より、市川市では50歳以上の方への帯状疱疹ワクチンに対する助成金制度が始まりました。千葉県市川市にお住まいの方は、帯状疱疹ワクチンの費用の一部が返ってきます。当院で帯状疱疹ワクチンを接種した際の申請方法をご案内いたします。オンライン申請ができる方は、オンラインの方がはやくて便利ですが、紙での申請も面倒ではありません。
当院でも帯状疱疹ワクチン接種を行っており、ご予約なしでもお受けいただくことができます。ご予約がある、または事前に当院に当院まで電話連絡いただけましたら、接種ワクチンを確保いたします(当院TEL: 047-702-5508)。オンライン予約はこちらから行うことができます。
3.紙での申請
4.よくある質問
市川市にお住まいの50歳以上の方が不活化ワクチンであるシングリックスを接種した場合、自治体から補助してもらえる金額は
「1回あたり7,000円上限 2回接種分まで」 です。
当院でお渡しする書類で申請に必要なもの:
領収書、予診票のコピー(いずれもお会計時にお渡しいたします)
図1.当院でのシングリックス予診票
市川市のホームページの中央部分の申請手続きのところにオンライン申請用のリンクがあります。こちらをクリックすると、申請のページに移動します。申請のページは、下記の図2のようになっています。お名前や住所、電話番号のほか、助成金の振込先口座を入力しましょう。なお、入力途中で中断することも可能です。
領収書と予診票のコピーは、ご自身のスマホのカメラ機能で写真をとって申請できます。コピー機でスキャンしなくても申請ができますので、便利です。ご不明な際には当院スタッフにお声がけください。
図2.市川市のオンライン申請のページ
市川市のホームページの中央部分の申請手続きのところに、図3の申請書があります。この申請書を印刷して、お名前や住所、ご希望の振込先などを記入してください。
印刷できない方は市川市保健センター疾病予防課(TEL: 047-377-4512)にご相談ください。当院で接種される皆様は、受付でおっしゃっていただければ申請書をお渡しすることもできます。
図3.市川市の帯状疱疹ワクチン費用助成申請書兼請求書
必要書類は、申請書と領収書、予診票のコピーの3つです。提出方法は、郵送する、または窓口に持参するという2つがあります。
郵送の方は、下記が宛先です。
郵送先: 〒272-0023 市川市南八幡4-18-8
市川市保健センター疾病予防課 帯状疱疹費用助成担当
窓口で申請する方は、下記まで上記3つの申請書類をご提出ください。
申請方法が更新されることもありますので、最新の情報につきましては市川市のホームページをご確認ください。よろしくお願い申し上げます。
1)帯状疱疹ワクチンの種類には、どのようなものがありますか。選び方を教えてください。
水痘ワクチンという、水疱瘡(読み方:みずぼうそう)のワクチンもありますが、予防効果が弱く、効果の持続期間も短いことが特徴です。このため、不活化ワクチンであるシングリックスを接種する方がほとんどです。
2)シングリックスは何回打つのですか?
接種回数は2回で、初回接種から2ヶ月から6ヶ月後に2回目の接種を行うことで、より高い予防効果が得られると報告されています。
3)帯状疱疹の副作用は強いですか?
予防接種の場合は、副作用ではなく副反応といいます。副反応として、注射した部位が痛い、赤くなる、腫れる、発熱、頭痛、筋肉のだるさ、などが起きることがあります。
4)帯状疱疹ワクチンの接種後に熱が出たらどうすればよいですか?
無理をせず様子をみていただくのがよいですが、つらければカロナールやロキソニンといった解熱剤を飲んで対応するのがよいでしょう。ただし、咳やたんなどの上記のない症状がある場合や、症状の程度が強い場合、ご心配な場合は、接種された医療機関に相談するのがよいでしょう。
5)帯状疱疹ワクチンは保険適用となりますか?
日本では自費診療となるため、保険適用外です。
6)帯状疱疹ワクチンを接種したら医療費控除の対象になりますか?
予防接種は医療費控除の対象とはなりません。
7)帯状疱疹ワクチンの助成金が出るのはいつからいつまでですか?
市川市にお住まいの50歳以上の方は、2024年4月1日以降に接種した帯状疱疹ワクチンには助成金が出ます。それ以前に接種した場合には、助成の対象にはなりません。この制度がいつまで続くかは、お住まいの自治体の最新情報をご確認ください。