発熱を伴わないコロナ感染
医療現場の実感として、発熱を伴わない新型コロナウイルス(COVID-19、SARS-CoV-2)感染症が増加している印象があります。発熱がなくても、のどが痛い(咽頭痛)、頭が痛い(頭痛)、だるさがある(倦怠感)、咳がひどいなどの場合にはコロナ感染もありうるので、十分ご注意ください。

いまなお、大人の世代ではコロナ感染が、30歳以下の世代ではインフルエンザ陽性が見られています。では、2024年2-3月の時点で、新型コロナウイルス(COVID-19、SARS-CoV-2)感染症の感染状況はどのようになっているのでしょうか。
日本の国立感染症研究所や米国疾病予防管理センター(CDC)によりますと、日本やアメリカでは依然としてJN.1株が主体となっています。JN.1株以外では、日本ではBA2.86株、JN.1.4株といったBA.2系統が見られている一方、アメリカではJN.1.13株、JN.1.18株といったBA.2系統が増加していく見込みです。発熱を伴わないコロナ陽性の方は、JN.1株にかかった後にこうした別のBA.2系統株にかかっているのかどうかは現時点でわかりませんが、引き続き感染症には十分ご注意ください。
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【監修医】

本田 謙次郎(Kenjiro Honda)
市川駅前本田内科クリニック院長/医学博士
東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
総合内科専門医・腎臓専門医・透析専門医・厚生労働省認可 臨床研修指導医
略歴
2005 年 東京大学医学部卒、東京大学医学部附属病院・日赤医療センターで初期研修
2007 年 湘南鎌倉総合病院 腎臓内科
2009 年 東京大学大学院医学系研究科(内科学専攻)入学
2013 年 東京大学大学院医学系研究科(内科学専攻)卒業
2014 年 東京大学医学部附属病院 腎臓・内分泌内科 助教
2020 年 市川駅前本田内科クリニック開院・院長就任
その他 宮内庁非常勤侍医、企業産業医等(日本銀行・明治安田生命・日鉄住金建材 ほか)歴任
最新の医学知識をわかりやすく発信し、地域の“かかりつけ医”として健康を支えます。
本記事は一般情報です。診断・治療は必ず医師の診察をお受けください。












