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慢性腎臓病が進むと?

 慢性腎臓病は進行すると、普段腎臓で行われていたことが十分に行われなくなります。表3をご覧いただくとわかるように、食欲の低下、免疫力低下、かゆみ、むくみ、高血圧、疲れやすさ・だるさ、夜間にトイレが近いなどの症状が出てきます。

 

 慢性腎臓病のG5ステージ、すなわちeGFRが15mL/min/1.73m2未満になると、腎代替療法を意識して準備を行うことが必要になってきます。腎代替療法には、血液透析、腹膜透析、腎移植という3つの方法があります。腎代替療法の中からご自身に適したものを選択できますが、年齢やこれまでの病気の経過などにより医療機関で特におすすめされる腎代替療法がある場合があります。担当の先生とよくご相談ください。

 

 

【監修医】

本田 謙次郎(Kenjiro Honda)

市川駅前本田内科クリニック院長/医学博士
東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科
総合内科専門医・腎臓専門医・透析専門医・厚生労働省認可 臨床研修指導医

 

略歴

2005 年 東京大学医学部卒、東京大学医学部附属病院・日赤医療センターで初期研修

2007 年 湘南鎌倉総合病院 腎臓内科

2009 年 東京大学大学院医学系研究科(内科学専攻)入学

2013 年 東京大学大学院医学系研究科(内科学専攻)卒業

2014 年 東京大学医学部附属病院 腎臓・内分泌内科 助教

2020 年 市川駅前本田内科クリニック開院・院長就任

その他 宮内庁非常勤侍医、企業産業医等(日本銀行・明治安田生命・日鉄住金建材 ほか)歴任

 

最新の医学知識をわかりやすく発信し、地域の“かかりつけ医”として健康を支えます。
本記事は一般情報です。診断・治療は必ず医師の診察をお受けください。

 

 

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