2023年10月での千葉県のインフルエンザ発生状況
[2023.10.13]
2023年10月の千葉県内の最新の感染症情報をご紹介します。
10月第1週(40週、10/2-8)によりますと、2023年夏に流行したヘルパンギーナ・RSウイルスは沈静化し、咽頭結膜熱・インフルエンザの報告が増加しています。図1・2をご覧ください。図は千葉県感染症情報センターの情報を一部改変したものです。
図1.2023年10月の千葉県での咽頭結膜熱・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
図2.2023年10月の千葉県でのインフルエンザ・新型コロナウイルス感染症
図1・2をまとめると、各感染症の流行状況は下記のようになります。
・咽頭結膜熱 感染が急速に拡大している
・インフルエンザ 感染が拡大し、この時期としては過去10年で最も流行している
・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 感染は増加傾向でコロナ前の2019年に匹敵
・新型コロナウイルス感染症 感染は減少しつつある
引き続き、コロナ禍の期間中とはまったく異なった感染状況にあります。コロナ以外の感染症で蔓延しているものもありますので、感染には十分に注意しましょう。