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2023年10月ー最新のインフルエンザの発生状況

[2023.10.11]

 報道で聞かれることも増えてきましたが、2023年(令和5年)9月から10月にかけて、インフルエンザ(英語表記:influenza)の流行がすでに始まっています。インフルエンザA型が流行しており、特にお子さんのいる家庭では、学校でのインフルエンザの蔓延によって同居している大人もうつるということが増えてきました。インフルエンザは空気感染はしないものの感染力が強く、かかると出席停止・出勤停止になる感染症です。内服薬・吸入薬などの治療薬がありますので、発熱・のどの痛み・咳・鼻水・関節痛・寒気・頭痛などの疑わしい症状のある場合には医療機関での検査を含めたご相談をおすすめします。

 

 さて、全国では感染拡大が見られています。感染者数の報告をもとに作られた、国立感染症研究所の注意報・警報をみていきましょう。


図1.2023年9月半ばのインフルエンザの発症状況

(国立感染症研究所資料より引用、一部改変)

図2.2023年9月末のインフルエンザの発症状況

(国立感染症研究所資料より引用、一部改変)

 

 9月半ばの時点(図1)では、関東地方、特に首都圏と九州・沖縄地方に感染がひろがっていました。一方、9月下旬(図2)になると、首都圏や九州での感染がさらに拡大し、また東北から中部地方にかけても感染拡大が新たに見られるようになってきています。この傾向は今後も全国に拡大することが予想されますので、現在注意報・警報の出ていない地域にお住いの皆様も、特に近隣の都道府県で感染が拡大している場合には注意が必要です。

 

図3.2023年37週のインフルエンザの発症状況(関東)

(国立感染症研究所資料より引用、一部改変)

図4.2023年38週のインフルエンザの発症状況(関東)

(国立感染症研究所資料より引用、一部改変)

図5.2023年39週のインフルエンザの発症状況(関東)

(国立感染症研究所資料より引用、一部改変)

 

 続いて、図3~5は関東地方のインフルエンザの感染状況です。東京都・神奈川県・千葉県・茨城県では、インフルエンザの流行が見られています。この状況から、今年はインフルエンザワクチンを早めに接種する方が多いと予想されます。12月になるとワクチンの在庫が少なくなる医療機関も増えてきます。今年に関しては、予防接種をご検討の皆様は、お早めの接種をご検討されてもよいかもしれません。

 

【参考になる記事】

新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種

 

【データで見る今年のインフルエンザ】

インフルエンザ感染後にワクチン接種は必要か?NEW

2023年10月での千葉県のインフルエンザ発生状況

千葉県でのインフルエンザとコロナ感染報告の比較(2023年)

2023年のインフルエンザの流行ー感染者数報告は9月に顕著に増加ー

 

 

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